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環境フェアに作品を展示しました

今回の環境フェアの作品展示スペースには、株式会社レイさんに協力頂きペットボトルのリサイクルを具現化した装置を展示しました。
装置は3つの工程を持ち、廃ペットボトルが新たな形に変わっていく様が見られます。

① ペットボトルをきしめん状にカット
② 熱で引き延ばしフィラメントにして巻き取る
③ 3Dプリンターへ挿入し、データ出力

現在、家庭用3Dプリンターは徐々に普及しつつあり、さまざまな場所で活用されています。
便利な機械ですが、一方で多量のプラスチックゴミを出してしまいます。
そんな中、廃ペットボトルから3Dプリンター用の素材をDIYする動きが世界中で起こっています。
今回の展示ではいくつかのアイディアを組み合わせ、プロトタイプを制作しました。

ペットボトルのリサイクルを身近に感じていただければ幸いです。
参考記事:
function3d 「Petalot」
セカプリ「カリフォルニア在住の工業デザイナーがオープンソース・リサイクラーを公開」
REI inc.

ペットボトルが熱で溶ける様子をじっと見つめる方、装置の仕組みについて質問なさる方、
3Dプリンターの展望を語ってくださる方など皆さまから様々な反応を頂きました。

会期中にご依頼を頂いて南足柄市環境課キャラクター「eco太郎」や高部金属さまキャラクター「バジくん」を出力。
他社さまとコラボも叶い、盛り上がった展示となりました。

「状態を変化させて別のものに生まれ変わる」と言うと難しい印象を持ちますが、
今回の展示で身近に感じる事ができたのではと考えています。