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「脱炭素化拠点」の運用を開始しました

このたび当社は脱炭素化の取り組みとして、太陽光発電施設・大容量蓄電池・EV急速充電器・EVトラック1台を整備しました。

本設備では、太陽光発電施設により年間約50,000kWhの発電電力量を見込み、当社の本社事務所・工場に必要な電力の40-50%を賄うことを想定しています。また、余剰電力発生時には大容量蓄電池に蓄電を行い、雨天時や夜間の電力として活用します。さらに、発電電力はEV急速充電器経由でEVトラックへと充電され、地域の廃棄物収集を行います。このように太陽光発電やEVトラックを活用することで、化石燃料由来のエネルギの利用を削減することが可能になります。(排出CO2換算で年間約29t削減見込)

これらの設備一式について、今後当社が進める脱炭素化取り組みの礎となることを願い「脱炭素化拠点」と名付けました。

2025年1月10日、脱炭素化拠点の開設に伴う式典を挙行しました。牧島かれん衆議院議員、加藤修平南足柄市長、山神裕開成町長をはじめ、自治体のみなさま、近隣のみなさま、工事関係者さまなど、多くの方にご参加いただきました。

また同式典では並行して、南足柄市様、開成町様と「災害時の地域EV車への充電開放および災害活動拠点についての協定」を締結しました。これは、停電時においても脱炭素化拠点では自家発電、蓄電が可能なことから、大規模災害が発生した際には、地域の皆様に拠点を開放すること、例えば避難所で電源として活用いただくEVの給電や、スマートフォン等電子機器の充電などに使用いただくこと、また災害時には当社の工場は操業を停止し、自治体の皆様に太陽光由来の電源を使用しながら災害活動拠点として使用いただくこと、この2点に関する協定です。

なお、脱炭素化拠点の一体整備にあたっては、国土交通省、神奈川県の補助金制度を活用しています※。
※令和6年度国土交通省物流脱炭素化促進事業、令和6年度神奈川県自家消費型再生可能エネルギー導入費補助金制度

当社は、今回の脱炭素化拠点の整備を契機に、脱炭素化の取組を加速させ、地域の脱炭素化に貢献してまいります。

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